見たい情報、必要な情報だけをサーバーに送信
SeeITAI
エッジクラウド型録画サービス
一般的なクラウド型監視カメラシステムは、監視カメラの映像をそのままクラウドに送信し、クラウド上で録画及びデータ処理を行うため、データを送信するネットワークに大きな負担がかかります。またクラウド側のCPUやGPUの負荷が大きく、高コストなシステム構成になる課題がありました。クリューシステムズが提供する「エッジ・クラウド方式※」「エッジAI方式」は、監視カメラ側とクラウド側でデータの移動や処理を分担して最適化します。この技術により、「ネットワークの障害があっても録画欠損が発生しない」「リアルタイムに検知が出来る」「全体のシステムコストが最適化出来る」「高いレベルでのサイバーセキュリティ対応」など様々なメリットを実現しています。
※エッジ・クラウド方式はCREW の特許技術を利用した方式です。
本格的なクラウド監視を実現
クラウドに繋がることで、多地点カメラの統合管理、遠隔からの閲覧、映像分析まで、いつでも本格的なクラウド監視をご利用いただけます。 パソコン・スマホからいつでもどこでも簡単にアクセスすることができ、お客様が必要とする機能に絞り込むことで、使い手を選ばない直感的な操作が可能です。
コスト削減
エッジ側で前処理し、必要な情報だけをクラウドに送信することで、データセンターへのアクセスを最小化し、ネットワークの負荷や運用コストを最適化することができます。 特に携帯通信などの通信費用や通信速度に敏感な無線ネットワークでの利用では大きな優位性があります。
セキュリティ
個人情報や機密情報に抵触する可能性のあるデータはすべてエッジ側で管理します。クラウドサーバーで余分なデータを保存することもありませんので、不正アクセスの被害を受けにくく、近年問題が広がっているサイバー攻撃等による個人情報流出のリスクを極小化します。
リアルタイム性
一般的なクラウドAIの場合、エッジ装置からデータをクラウドに送信し、サーバーで処理した結果を再度エッジ側に返すため、タイムラグが生じます。一方、エッジAIではエッジ側で完結するため、リアルタイムに処理することができます。
クラウドにデータ欠損の無い完全な映像録画を実現
SeeITAI
フルクラウド型録画サービス
一般的に、クラウドサービスにおいてネットワーク障害が発生した環境では、録画データの欠損や映像の途切れが発生します。この問題は監視カメラとしては致命的であり、クラウド化にネガティブな要因ともなっています。
「クラウドにデータ欠損の無い完全な映像録画」をテーマに開発に取り組んだ SeeITAIフルクラウド型録画サービスは、エッジ装置に保存している映像データをクラウドに転送するエッジ・クラウド方式を拡張し、万一の回線断絶時にも、回線復旧後にサーバーへ自動転送することで、カメラ映像の欠損を防ぎます。
再生画面は直感的な操作で
おこなえる様にデザインされ、
映像の特定から取得までを簡単に、
ストレスフリーなオペレーションを実現
・日付選択用カレンダー
・24時間単位でのスキップ機能
・目盛り操作によるタイムラインの拡大縮小
・60秒間隔でのサムネイル表示
・最大60分まで対応できる動画ダウンロード
ミラーリング構成による高いデータ保全性
SeeITAIフルクラウド型録画サービスでは、エッジ装置とクラウド側で二重に録画データを保存するミラーリング構成を採用しています。
録画されていないトラブルの主な原因として、通信障害や、途中に設置しているネットワーク機器の不具合によって、録画が停止したり、欠損してしまうことがありますが、そういった場合にも、エッジ側には録画データが残る可能性が高くなるため、回線復旧後にサーバーへ自動転送するフェイルオーバー録画を可能にします。
システム冗長化のための投資や、切り替え作業に人手を要することもなく、クリューシステムズの特許技術を活用したSeeITAIならではのミラーリング構成によって高いデータ保全性を実現します。
世界最高水準のクラウドセキュリティ
近年では映像データに対する個人情報保護やサイバーセキュリティへの対応が重要な課題となっています。
これまで安全と思われていた「オンプレミス」型監視カメラシステムですが、有事の際、「人」が録画機器のある場所に足を運ばないと対応ができないことが問題視され、最近では録画データをクラウドで安全に管理し、いつでもどこからでも迅速に対処できる「クラウド」型が注目されています。
SeeITAIフルクラウド型録画サービスは世界最高水準のセキュリティレベルを誇るMicrosoft Azureで構築して おり、Azureの高い可用性、堅牢なセキュリティを担保しながら、クラウドとネットワーク、デバイスが高度に連携された垂直統合モデルを実現しています。
故障やデータ消失のリスク回避
比較的低コストでも導入できる従来式の「オンプレミス」型監視カメラシステムでは、その機器が故障したり盗まれたりした場合は、録画したデータごと失うことになります。また、機器が故障している事になかなか気づかないため、録画できていなかったことを事件の後で発覚することも少なくありません。
クラウド録画の場合は、クラウド上に映像データが保存されるため、データが消失するリスクを軽減するとともに、故障や定期保守による機器交換にかかるコストや休止期間が発生する問題を解消することができます。
既設(市販の)ネットワークカメラを利用可能
一般のネットワークカメラも、クリューシステムズが提供する中継機(エッジアダプタ、AIボックス)を介することで「SeeITAI」に繋がり、統合管理することができます。「エッジアダプタ」の機能を拡張する事で、エッジ・クラウド方式の優位性が高まり、WEB APIのみならず、業務システム等のクラウドシステムとの連携が柔軟に対応可能となります。
さらに、「AIボックス」の場合は、接続するだけで、既設のネットワークカメラをAIカメラにアップグレードすることができますので、顔認証や侵入検知、異常行動など、業界トップクラスのAIソフトが動作し、異常を検知します。
- 本サービスの機能およびUIは改良の為に、予告無く変更する場合があります。
- 「フルクラウド型録画サービス」による録画再生は、現在、スマートフォン・タブレットには対応していません。
- 本サービスで録画した映像は、事故や犯罪等の証拠効果を保証するものではありません。
- 本サービスの録画機能は、いかなる状況においても録画ができることを保証するものではありません。
- カメラの設置環境や使用状況によって生じた損害、SDカード内のデータ破損、それらによる損害について、弊社は一切その責任を負いません。