サービス
リアルタイム性、高精度、低運用コストを徹底的に追求した
エッジAIによる映像分析サービス「SeeIT®AI」
エッジAI型の映像分析サービスです。特定人物の検知、不審行動検知、禁止エリアへの人の侵入検知、滞在人数や来場者数のカウント、異常挙動(うずくまり・転倒)などを現地のカメラにAIを搭載することで、リアルタイムに検知して通報することができます。
顔の映像など個人情報に抵触する可能性のあるデータをすべてカメラ側で管理・処理することで、サイバー攻撃による個人情報流出のリスクを極小化します。
CREWのAIが人に代わって見つける、知らせる
人物検知(顔認証、性別、年齢、マスク)
不審行動(うろうろ、座り込み、置き去り)
禁止エリア侵入検知
滞在人数、来場者数カウント
姿勢検知(うずくまり、転倒)
セキュリティカメラに業界最高性能のAIを搭載
AI分野では圧倒的な市場シェアを有するNVIDIA社の組込用高速プロセッサJetsonTX2を内蔵。CREW SYSTEMSの開発したAIソフトの普及を加速する、DLaaSプラットフォームの一部として機能する事で、これまでのクラウド型監視システムの利便性はそのままに、AIを簡単に、広く、そして低コストで導入する事が可能となります。
エッジAIのメリット
クラウドカメラソリューションで一般的な「クラウドAI」は、カメラから送られてきた大量のデータをクラウド上のサーバーで高速処理する方式です。この場合、高性能のGPUやCPUを搭載したハイスペックなサーバー運用が必要であることに加え、通信コスト・ストレージコスト、セキュリティ対策など高コストなシステムになりがちです。一方で「エッジAI」は、カメラ(エッジ機器)側にAIを搭載する方式のことで、以下のようなメリットがあります。
リアルタイム性
クラウドAIの場合、エッジ側からデータをクラウドに送信、サーバーで処理し、再度エッジ側に返すため、タイムラグが生じますが、エッジAIではエッジ側で完結するため、
よりリアルタイムに処理することができます。
また、すべてエッジ側で実行できる為、サーバーの制約を受けることなく、異なるAIアプリも統合的に利用可能です。
コスト削減
エッジ側で前処理し、必要な情報だけをクラウドに送信することで、データセンターへのアクセスを最小化し、運用コストを大幅に削減することが可能となります。
セキュリティ強化
エッジ側でAI分析を実行。分析結果のみを通知するため、個人情報や機密情報に抵触する可能性のあるデータはすべてローカルで管理します。 クラウドサーバーで余分なデータを保存することもありませんので、不正アクセスの被害を受けにくく、セキュリティの強化に繋がります。
エッジAIには、エッジ側で学習から推論まで処理を行うタイプと、エッジ側で推論処理のみを行うタイプがありますが、
クリューシステムズではその両方に対応しており、お客様の用途に合わせた最適なシステムのご提案が可能です。
また、AI分析で必須とな る、「再学習の環境」「学習後のソフト入替機能」も完備しています。
AIにより「人」を的確に検知。小動物や影などによる誤発報が防止できます
クラウドでできる機能
指定時刻の動画、静止画の取得
充実のアーカイブ機能。カメラ内に録画されたデータは、SeeITの画面から取得したい録画データを指定することで、簡単かつ安全に取得して見ることができます。
多拠点一括表示
SeeITに登録された大量のカメラの中から、各々の管理権限に応じて一括で表示することができ、全体を素早く見渡して適切な判断ができます。
映像分析による映像取得
各種センサーと連動して、又はカメラに搭載されたAIソフトの検知によって自動通報を行います。これからは人間に匹敵する認知技術が危険や異常をしっかり見守り、リアルタイムに通報します。
階層サムネイル検索による絞り込み
確認したい映像をすぐに見つけられる、階層サムネイル検索機能を実装しました。 サムネイルの間隔を、例えば1時間毎→10分毎→2分毎と3段階に絞り込むことで、これまでのように早戻したり、早送りしたりする手間なく、素早く目的の映像にたどり着くことができます。
高セキュリテイ ライブストリーミング
カメラと視聴端末を直接接続する方式に対し、全てSeeITクラウドサーバー経由で配信します。 カメラに直接アクセスする方式に比べ、高いセキュリティを担保できますので、重要施設・公共インフラ等の監視に適しています。
顔認証
- 高性能なAIによる顔認証ソフトをAIカメラに内蔵。年齢・性別を判定する属性分析機能の他、マスクを装着したままでも高精度な顔認証が可能です。
- 登録した人物を検知すると、VMS(録画サーバー)と連動してリアルタイムに管理者の監視モニターに検知画面がポップアップして通知。注)VMSとの連動は弊社指定の仕様に限ります。
- AIカメラ内で分析して、分析結果のみをサーバーに送信する方式ですので、顔の映像など個人情報に抵触する可能性のあるデータはすべてローカルで管理。データ管理の安全性を向上します。
滞在人数/⼈流分析
- 来店人数、退出人数、人と人の距離をリアルタイムに計測します。また、顔の情報を捉える事が出来た⼈の属性(性別・年齢)を集計します。
- カメラの撮影範囲に仮想ラインを設定し、それを跨いで通⾏する⼈の⼈数を計測したり、単位面積当たりの混雑度を計測し、通知することも可能です。
- AIカメラ内で分析して分析結果のみを指定のサーバーに送信する方式なので、通信データ量が少なく、モバイルでの利用も可能です。一方、サーバーを通さず、オフラインで直接モニターへのデータ送信も可能です。
異常⾏動検知
- 異常⾏動(ケンカ・破壊⾏為、転倒・卒倒、うずくまり)や不審⾏動(千⿃⾜・ふらつき、⻑時間の滞留、違和感⾏動)を検知し、通報します。
- AIカメラはLTE通信に対応しているため、インターネット環境の無い場所への設置も可能です。
<違和感>
カメラが設置されている場の「通常の様子」を7日間か自立学習データ最大保存サイズを超えた時点まで学習し、通常行動から逸脱した行為を検知。スケボー、挙動不審、バイトテロなど。
<千鳥足>
酩酊やドラッグの摂取、熱中症などによって足もとがおぼつかない行動の検知が可能
<喧嘩>
暴行傷害、器物破損などの行為の検知が可能
<卒倒・失神>
転倒及び、卒倒や失神した場合の検知が可能
<滞留>
画角内の設定された範囲で留まってウロウロしている滞留行動の検知が可能
置き去り検知
- 高度なAI技術で、ビジネスバッグ・バックパック・紙袋・スーツケース・レジ袋・段ボール箱といった物体を認識して不審物の置き去りや危険物の所持を検知します。
- 追加したい物体は簡単に登録可能です。ディープラーニング方式を採用しながら、非常に少ない映像数で再学習できる「アクティブラーニング機能」を実装しています。
侵⼊検知
- 設定したエリア(複数箇所の設定可能)にて「⼈」の侵⼊を検知すると通知します。
- カメラの夜間照明・⾚外線照明に対応しています。
- 内蔵AIプログラムはヒトだけを検知します。猫などの動物や鳥には反応しません。
災害監視
- 悪天候でもしっかり見える、台風時の河川の危険水位監視
- 0.05Lxの極低照度カメラ。HDRでハレーションを防止して、しっかり見える。
- ライブストリーミング配信が可能。
- LTE通信内蔵カメラなので電源配線工事のみ。インターネット環境の無い場所への設置も可能です。